
ああ、これこそ悲劇。そしてささやかな幸せ。
増田はやっぱりいつもどおり、仕事をし続ける。
増田: 『ちょ、ちょっと待ってくれ! 今日中にこんなに書類が終わるわけないだろう!
というか中尉、なんだねその格好は! 魔女とかミニスカの仮装にしないのか!?』
ホークアイ中尉: 『大佐が逃げ出さないように、とびきりこわ〜い仮装にしてみました』
ブレダ少尉: 『大佐、しのごの言ってないで手を動かしましょうや。』
ハボック少尉: 『そうそう。いままで外をほっつきまわって遊んでた分を巻き返してくださいよ』
増田: 『私は遊んでいたわけではない!!』
ホークアイ中尉: 『大佐、お早く』
増田: 『ぐぬう、こんなの、ちっともHAPPYなハロウィンじゃないじゃないかー!!』
亡者が町を練り歩き、子供たちがお菓子をねだる聖夜。
ちょっぴり違う日常、いつもと同じ職場。増田はやっぱり仕事をさせられるのであった。