2004-08-23 
ロイアイにおけるお約束。



静まりかえった司令部に、大きく銃声が響いた。
人の関節がはずれるような、奇妙な音も聞こえた。

けれども、停電中の司令部に何が起きたのかは
実際には誰も知らない。

すべては闇夜に呑まれてしまっていたから。
誰も、知らないのだ。





〜おしまい〜








トジル